ブランド力
高級であることを謳っているお店の場合、価格の高さがステイタスになります。
ブランド品の価値を価格の高さで判断されるのと同じですね。
ブランドが確立されている世界においては、価格は高ければ高いほどいいという価値観があります。
たとえば軽自動車一台分もするブランド品のバッグが販売されています。
革と糸、布と金具にどれだけコストをかけても、軽自動車一台分はしないだろうと推測できます。
おそらく原価は販売価格の一割にも満たないことでしょう。
しかし、顧客はブランドという形のないコストに喜んでお金を支払っています。
つまり高級店もブランドとしての地位を確立させれば、その値段の高さにお客様はお金を支払うようになります。
ただし、営業エリアには「格」というものが存在します。
東京の水商売では銀座、六本木、新宿、池袋、上野の順番でステイタスが高くなっていきます。
ただ団子のように縦一直線に並ぶというわけではありません。
六本木のほうが銀座よりおしゃれだと認識している人は大勢いることでしょう。
それはそれでかまわないし、間違っているとはいえません。
実際に銀座と六本木の人気はほぼイーブンです。
ブランドを確立するとは、単に名前を認知されたと言うことではありません。
「良いお店として認知された」ということなのです。
そこで問題になるのは、ブランドを確立できたこと、名前が認知されたことを混同して「良いお店」をつくるということを怠ることです。